エモいキャッチコピーの作り方「人間の感情」を動かすトレンドとは

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キャッチコピーの作り方

エモいキャッチコピーの作り方のコツなどあるのでしょうか?物を売るために感情が動くキャッチコピーを作るとか幻想では?



エモいキャッチコピーって何?

エモい・・・感情が動くこと。
ですよね。

感情が動くキャッチコピーなら
さぞや商品が売れるだろう。。。

とは思いますが、

最近では
あんまり
見たことないですね。

テレビCMは
現在
15秒スポットが主流なので

「逃げ恥」ダンスみたいに
踊ったり歌ったりして
商品名を言うだけ。

または
商品をどーんと見せて
おいしさを伝えるだけ。

で完了、みたいな感じですが、

かつて
日本が裕福だった頃、

CMは30~45秒あったり
デジタル撮影でなく
映画みたいにフィルム撮影だったり

シナリオのある
ミニドラマテイストだったり。

映画の予告テイストだったり。

社会派だったりしました。

キャッチコピーも

相当
エモいのが多かったですね。

かつてのエモいキャッチコピー例

恋は、遠い日の花火ではない。

定年退社の日、若い女子社員から
ほのかに想いを
寄せられていたことを
はじめて知る部長さん。
というドラマのような
ウイスキーのCMのキャッチコピーです。

父は本を持って家を出た。僕はランナウェイと汽車に乗る。

「ランナウェイ」という商品名のラジカセです。
ラジカセ、というのは
音楽を録音したカセットテープを入れて
聞くプレーヤーです。
ラジオも聴けるのでラジカセ。
CMは映画のようでしたが
ポスターは
映画のポスターのようでした。

24時間タタカエマスカ

いまではちょっと考えられませんが
昔は「社畜」という発想はゼロで
誰もが仕事最優先、愛社精神全開で
栄養ドリンクのみまくって
朝まで残業、という時代がありました。
その頃のキャッチコピーですね。
商品はもちろん栄養ドリンクです。

エモいキャッチコピーの背景には物語がある

以上ほんの一例ですが
とても昔のキャッチコピーで

まるで
小説の帯みたいなキャッチコピーですね。

商品からは少し遠いけれど
商品の世界観が
御簾のむこうから薫ってくるみたいな

物語を背景に
作られているのが特長です。

現在日常的に見る

商品のよさを
ダイレクトに伝える

安くて、スゴイ。
ほーら、楽しい。
こんなに便利。

というのではなくて

商品をとりまく世界観を
キャッチコピーで
文学的に作り上げているところが

ポイントですね。

キャッチコピーという
一本の文章ですが、

それぞれに
物語を感じませんか。

人間の感情の動きにトレンドは関係がない

感動したり、心が揺さぶられるとき

流行や時代の空気、トレンドなど
ほぼ関係がありません。

太古の昔から同じポイントで
人間は感動するからです。

それは
流行やトレンドにこだわって
広告づくりをしていたとき

ある脚本家の先生に
言われたことでした。

トレンドで人の心は動かない。

エモいキャッチコピーを作るコツは
ここにあると思います。

変わらぬ泥臭い人間関係、
ベーシックな人間心理にこそ、
「エモい」ポイントがあるのですね。

 

最近は
「エモいキャッチコピー」と思ったものはありませんが
「エモいCM」と思ったものはあります。

ナレーションコピーは

受験に意味があるかどうかはわからない
ただ

一歩一歩
自分の力でつかみとった景色は
生涯忘れられないだろう

通常の15秒CMではありません。

たぶん
賞とり用に作られた
長いCMでしょう

音楽が山下達郎で
大がかりなロケで
お金がふんだんにかけられた
贅沢なドラマなので
総合的にエモい、ではありますが。

 

押しつけすぎないキャッチコピー

例えばwebコピーを書く時、
「押しつけすぎない」ことに
気を使います。

どうです?スゴイでしょう?
買うと絶対いいよ!

という「押し売り」をすると
企業担当者さんは喜びますが

マジで
ちっとも
売れないのです。

消費者はピュアな人間です。

一歩ひいた距離から繰り出す
「エモい」キャッチコピーこそ

売れるキャッチコピーに
なりえるのだな・・・

と自分にもよく言い聞かせて
いる今日このごろ。



まとめ

◆エモいキャッチコピーの
背景には物語があります。
◆人間の感情の動きは時代やトレンドに
関係がありません。
◆心を動かすには押しつけすぎないこと。


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