コピーライターになるにはどんな学校へ行く？大学は必要？資格講座は

コピーライターになるにはどんな学校へ行けばいいのでしょうか？資格のとれる講座とは。どの大学の何学部が有利？すべて実例でご紹介しましょう。

コピーライターになるにはどんな学校へ行く？

コピーライターになるにはどんな学校へ行く？

「コピーライターになるには」
という文庫本を
大学生のとき生協で買ったことがあります。
夕陽の射すガラガラの生協で
棚からその本を取り出したことを
今でもはっきり覚えています。

どんな学校でどんな講座で
勉強すれば
コピーライターになれるんでしょうか？

資格は必要なのでしょうか。

私の場合

地方の私立大学の文学部に通いつつ
コピーライターになりたくて
他学部の「広告学」も受講。
4年時には
「宣伝会議」コピーライター養成講座に通い
化粧品会社の宣伝部に入社するも
事情により事務課に配属されたため
すぐに退社。
小さなデザイン事務所の
5㎝角くらいの小さな新聞広告
「コピーライター募集未経験可」に応募。
「お給料なくてもいいから働かせてください」
と頭を下げて
福利厚生無し・月収7万円の
コピーライターとなりました。
数か月は
お客さんのお茶くみとトイレ掃除、
デザイナーのおじさんたちに頼まれて
たばこや夜食のパンを自転車で商店街に買いに行くパシリ。
その後、
広告会社の転職を繰り返し
地方からあてもなく上京、
転職を繰り返して
大手広告代理店の正社員となりました。
そこでCMプランナーを経て
コピーライターに戻り、
独立してフリーランスになりました。

コピーライターAさんの場合

中学卒業後、バイトを転々としながら
小説家を目指すも若くして結婚したため
小さな広告会社に入社して
コピーライターに。
まじめな性格でパンフレットなど長い文を
きちんと書くのが得意。
何年後かに大きな文学賞の最終選考に残る。

コピーライターBさんの場合

女子高を卒業後
「宣伝会議」コピーライター養成講座を経て
広告デザイン専門学校へ。
小さな広告会社でコピーライターになる。
数年で退社してフリーランスに。
「どんな仕事もことわらない」をモットーに
お金持ちになっていきます。
おもに、雑誌の記事を書くのが得意で
コピーライターというより、
のちに「ライター」と肩書を変更。

コピーライターCさんの場合

一流大学を卒業後
大手広告代理店に入社。
数か月の研修後、
いきなり大きな企業のCMの
キャッチコピーを考えるよう言われる。
スタッフと一緒に海外ロケにも同行、
そのCMが世界的な広告賞を受賞。
めんどうなことは下請け会社のスタッフが
やってくれます。
正社員のまま
マスコミや学生講座の広告講師になったり
本を出版したり
ひっぱりだこの売れっ子となる。