キャッチコピーがうまく書ければ稼げるフリーランスコピーライターになれるのでしょうか?なれないとしたら何が足りないのでしょう?
キャッチコピーがうまい!それだけでフリーランスになれる?稼げる?
フリーランスのコピーライター歴
の長いワタクシの
実感としては、
キャッチコピーがうまい!
あなたは
フリーランスになれる。
と思います。
ただし、
キャッチコピーがうまい!
「だけ」では
稼げません。
実際フリーランスになってみて、
フリーターと
ぷーと
フリーランスって
違うけど
ちょっと似ているなあと
思うことがあります。
どーんと稼いでいるうちは
「フリーランスやってまーす」
というひとも
仕事が激減して
子供の学費を稼ぐために
バイトしたりして
「フリーター的な?」
となったり、
仕事がゼロの月が続くと
「まあプー、というか」
と自虐的になる場合も。
会社員と違って、
フリーランスは自由。
けれど
福利厚生もボーナスもなく
介護休暇も育児休暇もなく、
健康保険も
年金も住宅費も
すべて自分で支払って
老後を豊かにする
厚生年金はゼロ。。。
売れないお笑い芸人さんでさえ
所属事務所がサポートしてくれますが
守ってくれる壁もネットも
ない
まるごしの職人。
それが
フリーランスのコピーライターなのです。
稼げるフリーランスになる条件は
✅キャッチコピーがうまい!
✅ボディコピーもうまい!
✅決められた文字数の中に起承転結を
ピタリと収めることができる!
✅テレビ・ラジオCMコピーもうまい
✅サムネールが書ける
✅広告を企画構成から構築できる!
✅マス広告とSP広告の違いがわかる
✅メディアごとに違うタッチで
書き分けられる
✅ネーミング案は100個200個は
すぐに作れる
✅文字校正がミスなくできる
✅営業力がある
✅ひとづきあいがうまい!
✅文句をいわない
✅嫌な仕事もことわらない
✅大勢の会議で堂々と意見がいえる
✅大勢の前でプレゼンができる
✅100%納期を守る
✅絶対に遅刻しない
というあなたは
稼げるフリーランスの
コピーライターになれる
可能性が大きい。
とワタクシは思います。
そんないっぱい
ムリじゃん。
と思いますよね。
もちろん、いきなりは無理ですね。
何もわからないのに
文字校正カンペキです!
プレゼンできます!
とか言えないですよね。
そこで。
短期間でも見習いでもいいので
どこか小さな広告会社か
デザイン会社で働くことを提案します。
すると以上のことがなんとなく
わかるようになるから不思議です。
いま
この記事を読んでいる方で
現在どこかで
働いていている方は
もう
薄々
上記のことを
わかっているのじゃないかしら、
と思います。
どんな形でも
広告業界へ入ってしまえば
あとは転職を繰り返して
ステップアップして
どこかの段階で独立するだけ。
行動しましょう。
家の中で
稼げるコピーライターとは。
と検索しているより
早いかもしれません。
コピーライターにこだわらない
ポスターや新聞広告のコピーだけを書く、
ということにこだわりたいなら、
大手の広告代理店の
クリエイティブ局に
配属されるしかありません。
その他はチラシやパンフレットの
こまかな作業で疲弊していきます。
フリーランスのコピーライターになれば
この疲弊するタイプの仕事の
取り合いとなることが多いです。
ただし、コピーライター、という
広告制作にこだわらなければ
仕事はたくさんあります。
つまり「ライター」です。
友人のひとりはコピーライターから
「ITライター」になりました。
もうひとりはコピーライターから
雑誌編集者になったあと
フリーライターになりました。
私もフリーランスになってから
「美容ライター」な仕事が増えました。
広告代理店のコピーライターは、
自分の実力ではなく会社の力であった・・・
ということに退社してから気づくのですが、
会社に守られているうちは
「ライターさん」をなぜか
上から目線で見ます。
それは会社員の
広告デザイナーも同じです。
派遣会社から来ている
主婦のデザイナーだって
ちゃんとしたデザイナーなのに、
「はけんさん」と呼んでみたり
細かな文字校正に雇った
フリーのコピーライターを
「らいたーさん」
と軽蔑したように呼ぶ
マジで失敬な
女のアートディレクターを
知っています。
職業や立場の問題ではなく
「ヒトとしてどうなの?」
という問題です。
そんなやつに
雇われなくてもいいように
いいや、
依頼がきても
すぱっと
ことわってやるためにも
コピーライターとしてだけでなく
ライターとしての実力を
つけておくこともぜひおすすめです。