欲しい人材のハートをつかむ求人広告キャッチコピーの作り方について考えてみました。脚本づくりとちょっと似ています。
欲しい人材が動く求人キャッチコピーの作り方
欲しい人材のプロファイルを書きだす
優等生か破天荒か
まずは、あなたがどんな人材が欲しいか
プロフィールを書き出してみましょう。
優秀な人材、といっても
何に対して有能なのか、
成績よりも柔軟性か、
優等生か、多少破天荒なアイデアマンか。
映画の登場人物を考えるように。
届けたい相手のイメージがはっきりしていると
ブレずにキャッチコピーが作ることができます。
欲しい人材の立場に立って考える
自分に合うかも・・・と思わせたら勝ち
次に、イメージした人材の立場に
立って考えてみる。
PCスキル+コミュニケーション能力の高い人、求ム。
を見て、
「なんか、古くさい会社」
と思うか、
「真面目で地味な自分に合いそう」
と思うか。
ITオタクの宴会部長、求ム。
では、どうか。
ふたつのキャッチコピーは
同じ意味ですが、
「なんか、おもしろそうな会社」
と思うか、
「うさんくさいな。。。」
と思うか。
映画の脚本づくりの際は
架空の登場人物のプロフィールが
はっきりしているほど
次にその人がどう動くか、
どう考えるか、どう感じるか、
セリフが自然に決まる、と言います。
同じように
欲しい人材の立場に立って考えれば
自然と答えがでてくるのではないかと思います。
インパクトのさじ加減
目立てばいい、だけではちょっと
キャッチコピーの中でも
とくに求人キャッチコピーは、
似てしまいがち。
未来に輝く・・・
業界一の○○・・・
君のパワーが○○・・・
似てしまう理由はふたつ。
✅企業イメージを壊したくないという保守的発想。
✅言いたいことが多すぎて逆に漠然としてしまう。
無難なワードだけれど
結局
ちょっと何いってるかわかんないんですけど・・・
というコピー、多いです。
ただし、
ブラックだけど大人気。
みたいな
インパクトばかり考えるのも
実は問題。。。
大胆でインパクトのある
キャッチコピーは
だいたいが
上層部が若く、歴史の浅い会社が多く、
応募側も
安定企業ではないかも・・・
と思ったりもします。
ネガティブワードをあえて使う
インパクト重視のキャッチコピーを
作る場合は
絶妙な匙加減、
バランス力が大切なんですね。
あなたがコピーライターなら
ここまでは
社内の人間が求人キャッチコピーを
作る場合の考え方ですが、
もし
あなたがコピーライターで、
求人広告を依頼された場合は少し違います。
まず、
どんな会社なのか、を
多角的に徹底取材してください。
そこからスタートしなければ、
他社と差別化できる
新ワードは開発できません。
担当者から教えられた
ふわっとしたイメージだけでは
うすーいキャッチコピーしかできないので。
取材を徹底すれば
濃くて深いキャッチコピーが完成しますよ。
求人キャッチコピーの鍛え方
求人キャッチコピーの練習方法として。
クラウドワークス
で求人コピーの作り手やら
キャッチコピーのコンペやらを
よく募集しています。
お金をもらいながら
練習する、という方法もありますね。
まとめ
求人広告キャッチコピーの作り方のポイントは
・欲しい人材のプロフィールを詳細に作り
・その立場に立って考える
・インパクトがあればいいというわけではない